おてんとさまがみているよ。
神さまが罰を与えるよ。
よく聞く言葉だし、潜在的に自分の中にも刻まれているのでは無いでしょうか?
これは、正解・不正解で言えば不正解です。
そのような役割を持っている、罰を与える担当の神さまはいないとの事です。
大昔、まだ学習もなかった頃、私たちのご先祖様方は、智恵を持つシャーマンによって統治されていました。
生贄を神に捧げる儀式をしたり、神々の言葉を伝える事で、仰々しいパフォーマンスをする事が統治に最適だったんですね。
また、神というのは何故か、崇める存在であり、全知全能という印象を与えられています。
完璧ではない私たちの心をしっかりと掴むためにそのように印象を付けた先人がいたのだと思われます。
多くの神々は【 怖い顔 】をしている印象ですが、それも、そうなりたくてそうなったわけではありません。
私がよく知っている神の中で怖い顔代表は、不動明王ですが、とても優しい、普通のオジサンだったりします。
見た目で判断されたり、怖がられたりするのはちょっと悲しい事だなぁと思います。
話は戻って、例えば犯罪を犯そうとしている者や小さい子の躾などで、先人の智恵として
おてんとさまがみているよ。
神さまが罰を与えるよ。
というフレーズを使うのは悪い事ではないと思います。
霊能者や占い師、新宗教家の言う事が筋が通っていない時や理解し難い時など
少しでもこちらの意見を言おうとした時に
おてんとさまがみているよ。
神さまが罰を与えるよ。
よくあるのが
地獄に落ちるよ!
などと脅す為に使う方々がいます。
それって100パーセント間違えています。
私たちが私たちの世界を生きやすく活きるのは権利であり
人に脅されたり支配下に置かれる必要は全くないし、神々はそこまで関与しません。
関与する役割や担当の神がいるなら、そういう脅しをする方にこそ、罰を与えるのではないでしょうか?
本気で恐れたり苦しんだりしている方が少しでも減れば良いな、、と思いながら投稿しました。
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